佐賀市木原の矢ヶ部医院│医療法人純伸会

求人案内

矢ヶ部医院では、在宅医療に志のある常勤医師（卒後5年～20年）、 内科診療のできる非常勤医師（卒後5年～20年）を募集しております。

今、高齢化が進んでいまして、ご自宅で療養しているけども通院がかなり難しい方が増えてきていて、その方を医療機関・ご自宅に連れてこようと思ってもご家族が一苦労という方も増えています。

疾病構造の変化ですが、病気は昔と違って療養生活の幅が変わってきています。 例えば癌にしても昔はあまり治療が無かったのが、今は抗がん剤等があって、長い期間外来で抗がん剤を点滴する方も増えています。 脳梗塞とか心不全でも、昔は治療方法が無かったのが、今ではいろんな治療である程度落ち着いて療養生活が出来るようになってきています。

ただし、そういう方々はご病気を抱えながらの生活になるので、なかなか通院も大変だったりとかします。 そういう方々に我々が在宅医療ということでご自宅にお伺いして、その療養生活を支えることで、そういう方々の生活がより豊かになるということが出来ますので、時代の流れとして、だんだん在宅医療というのが、必要性が増してきているということなんです。 ですからそこに在宅医療を提供して皆さんの生活を支えるというのが必要なことになってきています。

患者さんや、そのご家族の生活あっての診療ですから、皆さんが、なるべく納得して診療を受けて頂けるような診療をしたいと思っています。

ですから「この病気だからこの薬を飲んで下さい」というのではなくて、「こういう病気なので、こういう治療をしたらいかがですか」「こういう選択肢もありますよ」とお話をして、その中でご自身が納得して頂いて、治療に向かって頂くというのが大事だと思っていますし、その結果として生活が豊になれるような診療を心掛けたいと思っています。

当院は今の所、医師は一人ですが、先ほどお話したように、患者さんご自身やご家族にある程度治療の中身をよく理解していただくことを大事に思っていますので、職員のみんなにも、そういうことを研修であったりとか、勉強会だったりとか、それに参加して頂いて、なるべく患者さんと一緒に情報を共有できるように育ってもらいたいと思っています。

そういった研修や勉強の機会をなるべく提供したいと思っています。 さらに全国に在宅医療やプライマリケアの仲間がいますので、学会とか研修会を通じて、仲間を全国に増やして、機会があるごとに、当院からスタッフが他の病院に研修に行って学んで頂くということも企画していますので、当院で働いていただいたら、かなり一緒に学んでいけるのではないかという風に考えています。

在宅医療はニードが高まってきていますので、患者さんに対してサービスを提供する時に、一番大事なのが24時間・365日に備えておくことなんですが、当院では今一人で行っていますが、キチッと責任を持って安心をして頂く体制と作るには、一人では限界があると感じています。

できれば3名から4名ぐらいの医師がいて（理想的にはもっとたくさんなんですけど）少なくとも3・4名ぐらいの医師で集まって、お互いのプライベートの時間と仕事の時間を大事にしながら、ドクターも生活がありますから、ドクターの生活も大事にしながら、患者さん達の生活も守っていくためにも、ちょっと一人では難しいかなと考えていますので、志のあるドクターに集まってもらって、複数で患者さん達の生活を支えられるような体制を作りたいと思ってますので、今ドクターを募集しています。

大学病院では、最新・最先端の医療技術とか、医療知識がどんどん入ってくる環境にあるのですが、在宅医療の場合は、患者さんとご家族と距離をすごく近くにもっていくことが出来ます。

そうすると今まで重要と思われてなかった、患者さんの個人的思いだったり、世の中の生死感だったり、そういう今までの医学で大事にしていなかったことだけど、実は医療の現場にいったらすごく大事だということを強く感じることがあります。

そういったことは在宅医学会とかで研究が進んできているのでが、大学医療とはまた違う、患者さんやその家族に密着した医療というなかで、哲学であったり、そういうのを人と交換することが出来るので、たぶん大学とか大きな病院に勤めている時と、また違う人の人生に関わる学びが得られると思っています。

当院は地域のかかりつけ医・在宅医を目指して診療を行なっています。 特に在宅医療は今後ますます重要になる分野と考えています。 しかし在宅医療は医師なら誰でもできるものではありません。

患者さんや家族を支えたいという志が必要です。 また、在宅医療に関わる知識、技術が必要です。

当院で一緒に在宅医療についての知識、技術を磨いていただける医師を募集しております。 在宅医療にご興味のある方はご連絡をお願いします。