佐賀市木原の矢ヶ部医院│医療法人純伸会

糖尿病通信Vol.2


今回のテーマは・・・「血糖コントロール」についてです。

糖尿病とは、インスリンの作用不足によって、慢性の高血糖状態となる病気です。

病状がない間にも悪化してしまう事がある、怖い病気なんです。糖尿病を治療をしていても、その治療がうまくいっているかどうか判定するために、いくつかの指標をつかいます。

その指標の一つが

「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」という指標です。

HbA1cが7.0%未満では、目や腎臓の合併症は悪化していません

しかし,7.0%を超えて、上がるほどに悪化する人数が急に増加しています

 ◎血糖正常化を目指すには、HbA1c6.0%未満

 ◎合併症予防の為にはHbA1c7.0%未満に

HBA1cは7.0%未満にコントロールすると合併症が起こらなくなるといわれています。当院でもこの数値を目標にコントロールしています。

皆さんの採血結果はいかがでしょうか?7.0%未満なら、ひとまず安心です。

7.0%を超えている方は注意が必要です。もう少し、下げる為の工夫をしてみましょう。当院スタッフも一緒に考えます!!