草刈り機を使うときにはゴーグルをつけましょう!
院長ブログ8
草刈り
冬となり、稲刈りの終わった田畑に霧がかかる朝が来ています。当院の近傍には田畑とクリークが広がっています。最近朝ジョギングをしていたら、そのクリークの土手に生えている草の草刈りをしていらっしゃる方がいらっしゃいました。草刈り機を使っての草刈りです。
この時、ふと気になることがありました。その方はゴーグルを装着せずに作業をされていたのです!その場で同僚の方にゴーグルの着用をお願いしました。
草刈り作業による眼の損傷
以前医師会で佐賀大学医学部眼科の先生に講義をしていただいたときに聞いた話を思い出しました。草刈り機による草刈り作業では、刃の破片がはね飛んで眼に刺さることが有るそうなのです。重症例では失明した方もいらっしゃるということでした。
眼を損傷してしまったらともすれば一生治らない怪我を背負って生活する事になってしまいます。ゴーグルをしておけば防げる怪我です。ぜひゴーグルを付けて作業をお願いします。
佐賀県のホームページにも以下の表題で注意喚起がなされています。(「佐賀県」と下記の言葉で検索すると出てきます。)
「刈払機(草刈機)の使用中の事故にご注意ください」
ゴーグルの他にもヘルメットや作業衣、すね当てが必要とされています。
防げる怪我を未然に防ぐのはちょっとした知識と普段の備えです。
2017/11/29 矢ヶ部伸也