佐賀市木原の矢ヶ部医院│医療法人純伸会

どんなときに介護が必要かを考えてみましょう


院長ブログ10

介護の必要性

高齢の方や病気を抱えた方は、体調不良や筋力低下などのため生活を自力で支えることが困難になってしまう場合があります。こういった方々の生活を支えるのが介護です。現在の日本には医療保険と介護保険があるため、医療と介護を分けて考える考え方があります。今回のブログではどのようなときに介護が必要になるのかを解説します。

日常生活動作(ADL)

食事・排泄・移動・整容・入浴 の5項目が生活を支える中で大切な行動です。このいずれかが自力でできない方には介護支援が必要になりやすいです。

手段的日常生活動作(IADL)

上記の日常生活動作の次に大切な生活を支える行動です。これらも自力でできなければ生活の援助が必要になる事が多いです。

買い物・洗濯・掃除・炊事・金銭管理・服薬管理・交通機関の利用・電話の対応・趣味などが挙げられます。

 

ご家族や友人、近所の方がこういった行動がうまくできずに困っていらっしゃるときには介護の窓口までご相談ください。

介護の窓口は地方によって異なる場合もありますが、お住いの地域の「地域包括支援センター」や市役所等にご相談いただくと窓口が準備されています。

佐賀市では地域包括支援センターの相談窓口に「おたっしゃ本舗」という名前がついていますので、おたっしゃ本舗でお探しください。

おたっしゃ本舗についてのホームページはこちら→ http://www.chubu.saga.saga.jp/otasshahonpo/otassha.html

 

2017/12/16 矢ヶ部 伸也